ロンドンの100クラブ支援でロン・ウッド、ミック・テイラー共演実現か?

ロンドンの100クラブ支援でロン・ウッド、ミック・テイラー共演実現か? - ロン・ウッド  2010年作 『アイ・フィール・ライク・プレイング』ロン・ウッド 2010年作 『アイ・フィール・ライク・プレイング』

ローリング・ストーンズのロン・ウッドは今年中に閉店すると危ぶまれている伝説のロック・クラブ、100クラブの支援のための特別ライブに参加する予定で、このライブで自身の前任者のミック・テイラーと共演するかもしれないという。

ストーンズの現ギタリストであるロン・ウッドと69年から74年までギタリストを務めたミックはさらにイギリスのブルース・ギターの名手、スティーヴン・デイル・プチとで12月1日に100クラブでのライブを行うのではないかと噂されている。

「ぼくがイギリスで初めて観たライブは100クラブで観たアレクシス・コーナーだったんだよ」とスティーヴンは語っている。「こんな会場はこの世の中にほかにはないよ。階段を降りていくとさ、不思議な扉が開いていく感じがするんだよね。ここで演奏させてもらえることは本当に光栄なことだし、今度のライブはものすごく特別なものになるはずだよ」。この詳細については近日中に発表される予定だという。

その一方で、ロンドンをベースにするスカ・バンドのバスター・シャッフルも11月3日に100クラブでライブを予定していて、すでにレコーディングしたシングル“Save the 100 Club”とそのビデオの収益を店の支援にあてるという。

「このビデオとトラックで、ネットからメッセージを伝えていきたいんだよ。頑張りもしないで100クラブを潰してもいいのかっていうさ」とボーカルのジェット・ベイカーは説明する。

このクラブに長く通ってきたファンのトニー・モリソンとジム・ピディントンが発起人となって先月Savethe100club.ukとフェイスブックのサイトも立ち上げられ、今のところ1万千人もの有志が集っている。しかし、店の負債が返済されない限り、今年のクリスマスに閉店に追い込まれかねないという。

42年に営業を開始した100クラブはこれまでセックス・ピストルズ、ホワイト・ストライプス、オアシスなどが演奏した伝説的なクラブとして知られている。

バスター・シャッフルの“Save the 100 Club”のビデオを観るにはこちらから(→http://www.youtube.com/watch?v=K-oP9G6dA60&feature=player_embedded)

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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