スティーヴィー・ワンダーがグラストンベリー・フェスに感動的なフィナーレを添える

スティーヴィー・ワンダーがグラストンベリー・フェスに感動的なフィナーレを添える - 02年作 『ディフィニィティヴ・コレクション』02年作 『ディフィニィティヴ・コレクション』

6月27日、グラストンベリー・フェス最終日のヘッドライナーを務めたスティーヴィー・ワンダーは、感動的なステージでフィナーレを飾り、オーガナイザーのマイケル・イーヴィスとステージを分かつ一幕も披露した。

モータウンが誇る伝説のソウル・アーティストでもあるスティーヴィーはピラミッド・ステージでキャリア最大のヒット曲の数々を惜しげもなく披露していった。

グラストンベリーに初登場となるスティーヴィーは大合唱を呼ぶ人気曲や“サインド・シールド・デリヴァード・アイム・ユアーズ”“くよくよするなよ”“迷信”など、名曲で溢れるセットを届けてみせた。

“リヴィン・フォー・ザ・シティ”の演奏の前に反戦メッセージを次のように届ける一幕もあった。「ぼくは神様とは生命を永続させるための存在なんだと思うよ。決して破壊する存在ではないはずだよね」とスティーヴィーは語ってから、こう洒落てみせた。「そんな世の中が実現するのをこの目で見られれば最高なんだけどね。世の中を敵視したい人は憎悪ドリンクでも飲んで死んでもらいたいよ」。

フェスそのもののフィナーレともなった最終曲では、マイケル・イーヴィスをステージに呼び、“ハッピー・バースデイ”でグラストンベリーの40周年をともに祝った。

セットリストは以下の通り:
'My Eyes Dont Cry'
'Master Blaster'
'We Can Work It Out'
'If You Really Loved Me'
'Higher Ground'
'Dont You Worry 'Bout A Thing'
'Living For The City'
'Human Nature'
'Uptight'
'For Once In My Life'
'Fingertips'
'Signed, Sealed, Delivered I'm Yours'
'You Can Feel It All Over'
'I Just Called To Say I Love You'
'Superstition'
'Free'
'Happy Birthday'

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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