ビートルズ時代のジョージの歌詞 新曲に

ジョージ・ハリスンがザ・ビートルズ時代に書いた未発表の歌詞が、リバプールのシンガー・ソングライターであるディーン・ジョンソンによって曲をつけられ、公開されている。

その曲“サイレンス(イズ・イッツ・オウン・リプライ)”の歌詞は60年代の後半に書かれたと見られており、ジョージはそれをビートルズの伝記作家であるハンター・デイヴィスに手渡していた。デイヴィスは最近になってその歌詞のことを思い出し、BBC Radio Merseysideのインタビューでその話をすると、司会者のスペンサー・リーはディーン・ジョンソンに連絡を取って歌詞に曲をつけてみたらどうかと持ちかけた。

「信じられないし、とんでもなくエキサイティングだし、何にも増して全く栄誉なことだと思う」とジョンソンは話している。「ジョージの心の動きを最後まで徹底的に追ってみる、というのが僕のテーマだった」

現在この曲の演奏が視聴可能なディーン・ジョンソンのオフィシャル・サイトでは、この歌詞はジョージとジョン・レノンの不和について書かれたものだと推測されている。

「歌詞は個人的な性質のもので、最初は報われない愛についての歌かと思われたが、よくよく考えてみれば、ジョージとジョン・レノンとの不穏な関係を暗示しているように思えた」とジョンソンは書いている。「この解釈は直接彼らのことを追っていたハンター・デイヴィスや、ハリスンと親しかった多くの人々によって裏付けられた」

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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