新人ザ・ドラムズがマンチェスター上陸

毎年アーティストによるライブと業界関係者によるディスカッションが行われているマンチェスターのイベント「イン・ザ・シティ」。10月18日から20日にかけて開催された今年は最終日にザ・ドラムズがステージに上がり、3日間のイベントを締めくくった。

<ファクトリー・レコーズ>とクラブ「ハシエンダ」の創設者である故トニー・ウィルソンによって1992年から始められたこのイベント。今年も150組を超える新人アーティストたちが参加した。

ブルックリンからやってきたザ・ドラムズは満員になった「ナイト・アンド・デイ・カフェ」で、“ベスト・フレンド”やすでにイギリスのiTunesからリリースされている人気曲“レッツ・ゴー・サーフィン”など、今後リリース予定のデビュー・アルバムからの曲を次々と披露し、アルバム・リリース前の早すぎる人気が根拠のないものではないことを証明した。

ステージでの存在感、ボーカル・スタイルなど、若き日のモリッシーを彷彿とさせるフロントマンのジョナサン・ピアースは、マンチェスターの音楽から強い影響を受けたという。ライブの前に行われたNME.COMの取材に対し、ジョナサンは「イン・ザ・シティ」で演奏することの意義を語った。

「マンチェスターでプレイすることは僕らにとって重要なことだと思う。僕らの音楽はこの街との深いつながりがあるからね。ニューヨークと並んでマンチェスターは過去25年間にいくつかの非常に偉大なバンドを生んできたわけだし、今日のショウについてはかなりドキドキしている。こんな気持ちになったのは初めてなんだけど、それはザ・スミスみたいなバンドが僕らの音楽に大きな影響を与えているからだと思う」

“レッツ・ゴー・サーフィン”はザ・ドラムズのMySpaceページで試聴可能(下記リンク参照)。

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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