スプリングスティーンが全曲演奏ライブ

9月23日に還暦を迎えたブルース・スプリングスティーンが、過去のアルバムの全曲演奏ライブを行う。

本日9月30日から10月9日までニュージャージー州のジャイアンツ・スタジアムで5回にわたって行われるこの公演では、毎回過去作品1枚の全曲演奏が行われる。

初日に選ばれたアルバムは、9月20日にシカゴのユナイテッド・センターでも全曲が披露された『明日なき暴走』。「シカゴ公演で、これは本当にやるべき価値のあることだと確信した」とスプリングスティーンのマネージャー、ジョン・ランドーは声明の中で語っている。「オーディエンスは今回のコンセプトに対して非常に好意的で、私たちはこれをぜひジャイアンツ・スタジアムでもやりたいと思うようになった」

2日目の10月2日は『闇に吠える街』、3日目の10月3日は『ボーン・イン・ザ・USA』が演奏される。残りの2公演、10月8日と9日にはそれぞれ『明日なき暴走』と『ボーン・イン・ザ・USA』が再び取り上げられる。

ブルース・スプリングスティーン&ザ・Eストリート・バンドはジャイアンツ・スタジアムでの公演後、フィラデルフィアでの4公演を含むツアーを行い、その後10月29日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでロックの殿堂の25周年記念コンサートに参加することになっている。

なお、これまでザ・ローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニー、デヴィッド・ボウイ、マドンナ、U2、レディオヘッド、グリーン・デイなど錚々たるアーティストたちがライブを行ってきたジャイアンツ・スタジアムは、新スタジアムの完成により2010年に閉鎖・解体されることになっており、今回のスプリングスティーンの公演が最後のコンサート・イベントとなる。

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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