６月に開催されるグラストンベリー・フェスティバルのオーガナイザー、エミリー・イーヴィスが、ブルース・スプリングスティーンが同フェスの出演を承諾するに至った経緯を語った。

スプリングスティーンのエージェントがグラストンベリー・フェスティバルのことを知らなかったため、過去のヘッドライナーたちのコメントなどを記載した資料を作成し、説得にあたったという。

「ブルースの出演は長いあいだ私たちの使命だったの」と彼女はBBC 6 musicで語っている。「でもかなり難しそうだとは思ったわ。特にエージェントが『グラストン…何だって？』って言ったときにはね」

「資料を作成し、ブルース側の関係者たちと何度も話をしたら、かなり真剣に読んでくれたの。ブルースはこれまでフェスに出たことがなかったから、あまり知らないだろうとは思っていたけど。これまで出演したミュージシャンとか、いろんな人たちのコメントを載せたわ」

「大してお金も出ないフェスにあえて出演しなければならない理由を説明するのは難しいわよね。他からオファーがたくさんあるアーティストだと特に。だから、必要な情報を送って、『こういうことをやっていて、このお金が慈善団体に行って』みたいなことを話したの。そしたら彼はすぐにイエスの返事をくれたわ。すごいことよね」

ブルース・スプリングスティーンは６月27日、ピラミッド・ステージのヘッドライナーとして出演する。

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