同曲は、2019年3月リリースのアルバム『MAGIC』以来1年5ヶ月ぶりとなる新曲。今回はリリックビデオで公開され、現時点ではCDリリースや配信サイトでの販売予定はないとのこと。
楽曲制作の背景として、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でインターハイ(全国高等学校総合体育大会)が史上初めての中止が決定し、それまで開催に向けて尽力してきた運営を担当する高校生たちからback numberに手紙が届いたのだという。清水依与吏(Vo・G)は、学生時代に自身も陸上競技でインターハイを目指しており、今年のインターハイの開催県が地元・群馬県であったことや、開会式で“SISTER”が演奏される予定だったことを知り、何か彼らや彼女たちのために出来ないか考え、“水平線”が急遽制作されたとのこと。なお、同曲が公開された本日8月18日(火)は、本来インターハイの開会式が行われるはずだった日程となる。
【清水依与吏 コメント】
費やし重ねてきたものを発揮する場所を失くす事は、
仕方ないから、とか、悲しいのは自分だけじゃないから、
などの言葉で到底納得出来るものではありません。
選手達と運営の生徒達に向け、何か出来る事はないかと相談を受けた時、
長い時間自分達の中にあるモヤモヤの正体と、これから何をすべきなのかが分かった気がしました。
先人としてなのか大人としてなのか
野暮な台詞を探してしまいますが、
俺たちはバンドマンなので
慰めでも励ましでも無く音楽を
ここに置いておきます。
清水依与吏(back number)