ミニストリーやR.E.M.、キング・クリムゾンなどでドラマーとして活躍したビル・リーフリンが、59歳で逝去したことが明らかとなった。
「Variety」によると、ビルは現地時間3月24日、癌による闘病の末、息を引き取ったという。
ワシントン州シアトル出身のビルは、1990年代にミニストリーやリヴォルティング・コックスをはじめとするバンドとコラボし、クリス・コネリーとも共演。1997年にR.E.M.のドラマーとなり2011年に解散するまで、複数のアルバムに参加した。また、2013年からはキング・クリムゾンのドラマーとしても活躍していた。
なお、ビルの訃報を受け、多数のミュージシャンから追悼メッセージが寄せられている。
ミニストリー
「今日、並外れたアーティストで、ミニストリーの発展と成功において不可欠だった素晴らしい人物を失った。ブラザー、次の世界的なギグに行くまで安全な旅を。ビル・リーフリン、安らかに眠ってくれ」
ロバート・フリップ
「シアトルにいるトレイシー・リーフリンから電話があった。太平洋時間・イギリス時間の18:50に、この世界からビル・リーフリンが旅立った。トレイシーがトーヤ(ロバートの妻)と私に、その日は曇りだったのにビルが旅立つと雲が開けて、空が15分ほど青くなったと言っていた。良い旅を。ブラザー、ビル! 私の人生は、君と知り合ったことで計り知れないほど豊かになった。友人のSusan Silver(サウンドガーデンなどのマネージャー)が、11月に最後に訪れた時の写真を送ってくれた」
クリス・ノヴォゼリック
「ビル・リーフリンの訃報を聞いて残念だ。真っすぐな人で素晴らしいミュージシャンだった」