デイヴィッド・リー・ロスが、最新インタビューでヴァン・ヘイレンの活動初期の功績について語っていたそうだ。
「Las Vegas Review-Journal」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、デイヴィッドはバンドが残した功績について次のようにコメントしていたという。
俺が最初の7年間でヴァン・ヘイレンの音楽を監修し、バンドを去った時にボーカルと同様に音楽も変わった。俺が自分の道を見つけるまでに、横柄に振る舞って迷惑をかけたし追い込んじまったけど、バンドは1400万枚もレコードを売った。申し訳なく思ってるし、正式に謝罪したい。だが当時、間違いなくバンドが最後の音節においてまで不動にした物が、普遍的な音楽だったんだ。
40年前の夏の最初のツアーでさえ、俺たちはイギリスでブラック・サバスの前座を務めて、2週間後にはスティーヴ・ペリーが絶頂期だったジャーニーのオープニングとしてかなり成功していた。どっちにしても10億ドルの音だったし、現在(ヴァン・ヘイレンのような)成功を収められるバンドを他に考えられるか?
さらに、デイヴィッドは昨年10月にドイツで咽頭がんの治療を受けたと報じられていたエディ・ヴァン・ヘイレンについても言及している。
彼は上手くいってないよ。歌やダンスは衰えやすいスキルだからな。その能力があっても、スリルを求めるとか熱い気迫なんかで生み出される魔法とかじゃなければ、日常的に使用しなくちゃならないものだからさ。
以前のインタビューでは、エディの健康状態について尋ねられたデイヴィッドは、「君たちと同じ噂を耳にしてるけど、俺は推測する立場じゃないから」と答えていた。
なお、デイヴィッドはキッスの「END OF THE ROAD WORLD TOUR」の北米ツアーにスペシャル・ゲストとして参加することが決定している。