ウィーザー、ビョークなどスパイク・ジョーンズ監督による「最も記憶に残るMV」を英メディアが紹介
2019.10.27 12:00
映画『マルコヴィッチの穴』や『her/世界でひとつの彼女』などでメガホンを取った映画監督のスパイク・ジョーンズ。彼は映画だけでなく、多くの有名なミュージック・ビデオも手掛けているが、「Radio X」では同監督による斬新かつスタイリッシュなビデオの数々を紹介している。
同記事では、紹介されている8本のうち4本のミュージック・ビデオを紹介する。
ウィーザー“Buddy Holly”
ウィーザーのデビュー・アルバム『ウィーザー(ザ・ブルー・アルバム) 』からのシングル“Buddy Holly”のビデオは、米ドラマ『ハッピーデイズ』をパロディ化している。ビデオには同ドラマからのシーンも挿入されており、同ドラマ・シリーズでレストラン「Al's Diner」のオーナー、アルを演じたアル・モリナロもゲスト出演している。
ビースティ・ボーイズ“Sabotage”
ビースティ・ボーイズの4枚目のアルバム『イル・コミュニケーション』からのシングル“Sabotage”のビデオは、1970年代における架空の警察ドラマ・シリーズをオマージュした内容になっている。同ビデオに感銘を受けたというダニー・ボイルは映画『トレインスポッティング』のオープニングで“Sabotage”のギャグを投入したとのこと。
ビョーク“It's Oh So Quiet”
ビョークのアルバム『ポスト』に収録された“It's Oh So Quiet”のビデオは、ふんだんにダンスが取り入れられたミュージカル仕立ての作品に。カリフォルニア州サンフェルナンド・バレーで撮影されたというビデオは、96年の「MTV Video Music Awards」の複数部門でノミネートされた。
ファットボーイ・スリム“Weapon of Choice”
ファットボーイ・スリムのアルバム『Halfway Between the Gutter and the Stars』に収録された“Weapon of Choice”のビデオは、俳優クリストファー・ウォーケンのミュージカルでの才能を活かし、全編にわたり彼が踊るコミカルなダンスをフィーチャーした仕上がりになっている。
その他、ヤー・ヤー・ヤーズ、ダフト・パンク、ザ・ブリーダーズなどのMVは、「Radio X」の記事にて確認することができる。