発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』4月号には、フレデリックが登場。
多彩なサウンドを武器に新境地を見せつける最新アルバム『フレデリズム2』はどのようにして生まれたのか?
神戸ワールド記念ホールなどの大きなステージを経たことによる楽曲の変化、双子であるからこその強みとそれに対するメンバーの思いまで、フレデリックの今を知ることができる必読のインタビューとなっている。
以下、発言の一部をお届けする。
インタビュー=高橋智樹 撮影=ヤン・ブース(whiteSTOUT)
『音楽シーン』とか『時代』っていうところよりは、自分たちの畑の中で、より違う方向に広げることができたのかなって。その畑が世間・時代とつながってきたな、って意識し始めた(健司)
僕は、『フレデリズム2』は単純に、それぞれが音楽に没頭したからできたと思っているんですよね。そういう意味で、フレデリックの音楽を表現するために、メンバーそれぞれが器になる、みたいなことができたんじゃないかな(高橋)
フレデリックは『幅の広さ』っていう芯を持っているから。だからこういう僕らにしかないアルバムを作れるっていう。受け取る側も、それをもっと楽しんでもらえたらなって(康司)
自分にとって足りないものを健司は持っていて。で、僕は健司にとって足りないものを持っている。でも『これって、俺と健司だけのことじゃないよな』って思ったんです。メンバーも、自分に足りない部分をカバーしてくれて、しかもそれをプラスにしてくれる(康司)