ラナ・デル・レイ、ワインスタインに言及の楽曲“Cola”はもう歌わない? 「正しい判断だと信じてる」

ラナ・デル・レイ、ワインスタインに言及の楽曲“Cola”はもう歌わない? 「正しい判断だと信じてる」

最新作『ラスト・フォー・ライフ』を引っ提げたツアーに乗り出すラナ・デル・レイだが、ツアーでの公演中に『ボーン・トゥ・ダイ ザ・パラダイス・エディション』(2012)収録の楽曲、“Cola”がセットリストに入ることはなさそうだ。



およそ5年前にリリースされた“Cola”だが、その過激な歌詞の中にはハーヴェイ・ワインスタインを指していると思われる「Harvey in the sky with diamonds and he's making me crazy」という一節がある。

この一節の「Harvey in the sky」の部分は後に「Ah, he's in the sky」に変更されたものの、ワインスタインによるセクハラ問題が激化している今、ラナ・デル・レイにとってこの曲をライブで歌うことは「簡単なことではない」という。

「MTV」のインタビューに答えたラナ・デル・レイはツアーで“Cola”を歌う可能性について尋ねられ、以下のように答えている。

あの曲を書いた時、私の頭の中にはハーヴェイ・ワインスタインやハリー・ウィンストン的なキャラクターのイメージがあったの。市民ケーンみたいなね。はっきりしたことは覚えてないけど。あの時は面白いと思って書いたんだけど、今となっては悲しい曲になっちゃったわね。


その後「(“Cola”は)セットリストから外す?」と尋ねられると「間違いなくそうね。正しい判断だと信じてる」とコメントした。

また、ワインスタインのセクハラ告発が次々と行われている現状については、「私は(ワインスタインの件について)表立って声を上げている女性たちの味方よ。とても勇気ある行動だと思ってる」と話している。

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