2パックのドキュメンタリー製作へ。スティーヴ・マックイーンが監督を務める
2017.05.10 19:00
『それでも夜は明ける』などで知られる映画監督スティーヴ・マックイーンが、2パックのドキュメンタリー映画を製作することが明らかになった。
米情報サイト「Deadline」によると、この映画は2パック本人、そして遺族の長年の希望によって製作が決まったもので、2パックの叔母であるグロリア・コックスが製作総指揮を務めるという。
グロリア・コックスの姉であり2パックの母親であるアフェニ・シャクールは、ブラック・パンサー党のメンバーとして活動を行っていた人物だが、昨年5月に他界している。
グロリア・コックスによると、このドキュメンタリーは「姉(アフェニ・シャクール)が言っていたように、私の甥(2パック)を擁護するためのものではありません。彼の行動、発言、そして彼自身の人生の選択をお見せすることで、2パックがどんな人物だったのかをありのままに知ってもらうことができると信じています」
また、スティーヴ・マックイーン監督は「私が学生だった頃、ある共通の友人を通して、少しだけ2パックのことを知っていました。彼の遺族と共にこの映画を製作できることもとても楽しみですし、才能に溢れた2パックのありのままの姿を伝えたいと願っています」とコメントしている。
なお、1996年の2パックの死後から20年余りが経ち、今年の夏には2パックの伝記映画『All Eyez on Me』が全米公開される。
公開日は2パックの誕生日に合わせ、6月16日を予定している。
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