昨年リリースしたデビュー・アルバム『ブロッサムズ』が全英1位を獲得。同作は昨年1年間、UKにおいて一番売れたデビュー作ともなり、ギター・ロック・バンドの成功が珍しくなっているUKシーンにおいて大きな注目を集めた新人バンド、ブロッサムズ。1月には同作の日本盤がリリースされ、同月行われた来日公演も大成功を収めた彼らが来日を目前に控えたタイミングで語ったインタビューが、現在発売中の『ロッキング・オン』3月号に掲載されている。

メジャー・レーベルと契約する前から「世界一ビッグなバンドになりたい」と公言するなど、強い野心を隠す事のなかったブロッサムズ。インタビュー中、同じく北部出身で、新人の頃から強い上昇志向を表に出していたストーン・ローゼズやオアシスとの共通点を訊かれ、ドラムのジョーは、以下のように答えた。

「俺達は純度100％の英北部ワーキング・クラス育ちだからね。誰に対しても裏表がないっていうか、自分が心の中で思ってることを正直に口に出すのはちっとも恥だと思ってないんだ」

また、その発言を受けてヴォーカルのトムは以下のように語っている。

「でもそういうオアシスやストーン・ローゼズの発言って、大言壮語っていうよりむしろ北部ワーキング・クラス特有の労働観からきてるんだと思うけどな。『どんな仕事に就こうが、その道のトップになるんだ、ぐらいの心構えで臨まなきゃダメだ』っていうのは僕も子供の頃から両親に何度も言われてきたし、そういう人生観は北部のワーキング・クラス家庭で育った者なら誰でも子供の頃から親に叩き込まれてきたはずだよ。だから僕らの場合もこうしてバンドで生きていく決心をしたからには、この道でトップになるんだ！ぐらいの気概で臨んでる、っていう気持ちの表れっていうか」

この他にも、一見順調にステップ・アップしてきたように見える彼らがデビュー前に経験した苦労話や、現在の曲作りにも反映されている、強い影響を受けた音楽などについても語られたインタビューとなっている。

リリースの詳細は以下の通り。
●アルバム情報
ブロッサムズ『ブロッサムズ』発売中
UICR-1129 | ¥3,380（税込）

更なる詳細は以下のサイトで御確認ください。
http://www.universal-music.co.jp/blossoms/

『ロッキング・オン』3月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143555