ピート・ドハーティの獄中日記が約80万円で売りに出されることに

ピート・ドハーティの獄中日記が約80万円で売りに出されることに

ザ・リバティーンズのピート・ドハーティが2003年に逮捕・懲役を課された際に獄中で記していた日記と記録帳が売りに出されることがわかった。

ロンドンのブック・セラー、「Peter Harrington」が取り扱うこの日記と記録帳は、それぞれ4250~4750ポンド前後(約80万円〜88万円)で取引されると見られている。

2003年、ピートはカール・バラー宅への不法侵入と窃盗の罪で懲役を課され、ロンドン西部のワンズワース刑務所で服役した。その期間に獄中で書かれた日記にはピートが出版を計画していた自伝小説『The Lonely Villein』の抜粋や、33ページに亙る手書きの手記やドローイング、ベイビーシャンブルズのナンバー(“Curtain Cal”、“The Man Who Came To Stay”)の初期の歌詞等が書かれているという。

一方の記録帳にはリバティーンズのナンバー“Don't Look Back Into The Sun”や“The Ha Ha Wall”、“Through The Looking Glass”、“Arbeit Macht Frei”、“At The Flophouse”の手書きの歌詞やギター・コードが記されている。なお、こちらの記録帳はゲスト・ブックとしても使用されており、ピートの友人やファンたちからのメッセージも英語、オランダ語、フランス語で記されている。また、ピートの数枚の写真やコンサートのリストバンド等がノートにクリッピングされた状態だという。

ブックセラーの担当者は次のように語っている。

「日記も記録帳も非常に興味深い読み物になっていますし、共にノートのコンディションも良好です。これらの2冊の本はピートとリバティーンズのファンの方のみならず、音楽業界に携わり、ソングライティングを手掛けている方たちも、ピート・ドハーティの深い洞察力と内面、彼の人生からインスピレーションを感じることができるはずです」
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