11月12日に待望の新作『ソニック・ハイウェイズ』をリリースするフー・ファイターズだが、デイヴ・グロールは自身のドキュメンタリー番組で会ったオバマ大統領について「イケてる」と語っている。
バンドのアルバム制作を追ったドキュメンタリー番組『ソニック・ハイウェイズ』がアメリカでは10月17日から放映されているが、この番組でオバマ大統領との取材を行ったことをデイヴは明らかにしている。NMEの取材に応えたデイヴは今回のプロジェクトに備えてインタヴューしてみたい人物をリストアップし、その中にオバマ大統領も含まれていたと明かしている。オバマ大統領と取材した時のことをデイヴは次のように語っている。
「オバマ大統領には何度か会ってるんだけど、マジでいいやつなんだよ。すごく音楽好きなんだよね。本当に好きなのはスティーヴィー・ワンダー、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズなんだ。ロッカーだし、イケてるよ」
また、実現しなかったインタヴューとしてパティ・スミスやキャロル・キングを挙げていて、次のように語っている。
「パティ・スミスは俺のヒーローなんだ。キャロル・キングはアメリカのアイコンだしね。それに数は少ないけど、一握りの人物については連絡してみるのもためらわれたんだ。たとえば、『ボブ・ディランとはどうしても話をしてみたいよなあ』とは思ったんだけど、いまだに連絡できずにいるっていうか。大統領にも連絡つけられるんだから、さすがにもうボブ・ディランにも話がつくんじゃないかとも思える一方で、実はボブ・ディランの方が難しいんじゃないのとも思えるんだよね!」
2012年の大統領選の際、ノースカロライナ州シャーロッツヴィルで開催された民主党党大会でデイヴ・グロールは2曲パフォーマンスを行い、その1曲となった"マイ・ヒーロー"をオバマ大統領に捧げている。その後オバマ大統領はこの日に再選に向けて出馬することを表明した。
新作『ソニック・ハイウェイズ』ではイーグルスのジョー・ウォルシュ、デス・キャブ・フォー・キューティーのベン・ギバード、チープ・トリックのリック・ニールセンらが客演を果たしているという。またドキュメンタリー・シリーズ『ソニック・ハイウェイズ』について、日本では11月23日からWOWOWで放送を予定している。
『ソニック・ハイウェイズ』の放送予定はこちらから。
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/105616/
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