カイリー・ミノーグ、英テレビ『ザ・ヴォイス』出演を語る

カイリー・ミノーグ、英テレビ『ザ・ヴォイス』出演を語る

カイリーは今年1月から4月、BBC1で放映された『ザ・ヴォイス』新シリーズでジェシー・Jに代わり審査員を務めた。間もなく最終回という頃、次のシリーズに出演しないことを明らかにしたものの、オーストラリア版では審査員を務めるかもしれないと発言している。

「オーストラリアだと民放らしい感じが強いというか、イギリスよりずっと華やかだし、迫力すらあるわ。きらびやかで盛り上がるし」とカイリーは『シドニー・モーニング・ヘラルド』に語った。オーストラリア版は5月から放映が始まっている。「イギリスの収録はマンチェスターの立派なスタジオでやったんだけれど、狭くて暗くて。午後4時で凍りそうなくらい寒いの。オーストラリア版は1月に収録開始。すごくいいお天気で、みんな喜んでたわ」

カイリーと、イギリス版新シリーズの審査員仲間ウィル・アイ・アムは、グッド・シャーロットのジョエル・マッデン、リッキー・マーティンらとともにオーストラリアでも審査員を務めた。来年は故郷オーストラリア版に出るかとの質問に、カイリーはこう答えている。「ほんとにわからないの。大役だし、やっててすごく楽しいけど、まだ自分のライブもやってないのよ。今、これから1年の計画を立てようとしていて、この番組もどうしようか考えていることのひとつ」

オーストラリア版『ザ・ヴォイス』で優勝したカリス・エデンとハリソン・クレイグは、どちらも発売したアルバムが1位を獲得している。だがイギリスでの優勝者、リーン・ミッチェル、アンドレア・ベグリー、ジャーメイン・ジャックマンは、いずれもアルバムがトップ5入りを果たせず、シングルも20位圏外だ。出場者のうち最も成功したのは、オリバー・ヘルデンスの“Gecko (Overdrive)”でヴォーカリストとしてフィーチャーされたベッキー・ヒルで、このシングルは1位を記録した。ヒルは第1シリーズでセミ・ファイナルまで進んでいる。

カイザー・チーフスのリッキー・ウィルソンは次のシリーズにも出るかどうか“はっきりしない”と言っているが、彼が審査員として出演してからバンドは人気急上昇、アルバム『エデュケーション、エデュケーション、エデュケーション&ウォー』は全英1位となった。他の審査員、トム・ジョーンズとウィル・アイ・アムも、この先の出演については明言していない。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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