マイリー・サイラスは『バンガーズ』に続く5枚目のスタジオ・アルバム用の新曲群をザ・フレーミング・リップスと作曲していることを明らかにしている。
リップスのウェイン・コインもかねてからマイリーとのコラボレーションをほのめかしてきていたが、マイリーはローリング・ストーン誌の取材に応えて、次回作のレコーディングもリップスと行いたいと明らかにしている。
「わたしの前のアルバムはなにからなにまでコンピューターで作ったものだったのね。でも、ザ・フレーミング・リップスはみんな本物のミュージシャンだから。演奏中に閃きで調とか変えちゃうこともできるわけ。そんなもの、わたしはこれまで観たこともなかったから。これまで経験してきた中でも最高の旅に連れてってもらってるの。すごいディープなんだ」
その一方でウェインはリップスとマイリーの関係を次のように説明している。
「俺たちのライヴはすごく子供のような遊びに溢れてて、LSDをキメたガキみたいな内容で、それはマイリーも同じなんだよ。俺たちは、アートはもともとすごく楽しいものなんだということを信じているところですごく似てるんだ。マイリーはただの変な子なんだよ。俺はそんなマイリーが死ぬほど好きだね」
なお、リップスは今年に入ってマイリーとともにザ・ビートルズの"ア・デイ・イン・ザ・ライフ"のカヴァーのレコーディングも行っている。レコーディングはビートルズの『サージェント・ペパーズ』のリメイク・カヴァー用に行われたもので、プロジェクトにはMGMTのアンドリューやテーム・インパラらも参加している。また、2月に行われたマイリーのバンガーズ・ツアーのロサンゼルス公演ではウェインとスティーヴン・ドローズがライヴに客演し、マイリーとともにリップスの"ヨシミ・バトルズ・ザ・ピンク・ロボッツ・パート1"の演奏を披露する一幕もあった。
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