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全9曲中でメンバー作詞曲がふたつ、その他はSCANDALと縁の深い作家たちや、同じ事務所のクボタカイによる提供曲で構成。それをふまえ特筆すべきは、ファンクメタルに挑んだ“Dress to kill”やハイなダンスポップ“Strawberry”のようなやや異色の楽曲も含め、漏れなくこれまで刻んできた轍から地続きの「今のSCANDALの音」として鳴っていることだ。2023年、同一メンバーによる最長活動ロックバンド(女性)としてギネス世界記録に認定され、また前作『LUMINOUS』ではひとつのエポックな作品を作り上げた。そうした経験を通じ、改めて「SCANDALとは何で、なぜ続いてきて、なぜ続けていくのか」ということを自ら深く認識し、相対化したことで、「4人で鳴らし歌えばそれこそがSCANDAL」という境地に至ったのではないか。RINAの筆による“Heaven”のリリックが、4人の現在地を強く静かに物語る。《きっと大丈夫 私たち/これ以上強くならなくて良い/生きてる 吸って吐いて 誓う/もうそれだけで愛おしい ただ、ただ》と。(長瀬昇)(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年7月号より)『ROCKIN'ON JAPAN』7月号のご購入はこちら
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