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やはり「アルバム」は素晴らしい。もし万が一にでも、映画『ゴールデンカムイ』主題歌“輝けるもの”1曲だけを聴いている人がいたら、『光学』のために約1時間用意して、この作品に没入してほしい。再生した瞬間、宇宙からの交信のような澄んだ音色に心を掴まれ、目眩くACIDMANの世界が幕を開ける。これは「体験」するアルバムだ。大木伸夫(Vo・G)本人がコメントしているように「相変わらず」人間、生命、宇宙、そして光をテーマにした13曲。同じ方向を見つめ続けてきた3人のアンサンブルは、ブレない軸をさらに確固たるものとしながら、一つひとつの音やアレンジを研ぎ澄ませてより雄弁に訴えかける。ファンクな“アストロサイト”や祝福のゴスペル“feel every love”、“龍”のシューゲイズ感から怒濤のビートで突き進む“蛍光”、「これぞACIDMAN!」と言いたくなるロックバラード“あらゆるもの”まで──3人とともに巡る旅の果てに、きっとあなただけの光を見つけられるはずだ。(後藤寛子)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年1月号より)
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