テイラー・スウィフトの『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』の勢いが止まらない。米ビルボード・チャートでは連続1位記録を更新し続けており（現在5週連続）、追加の15曲を含めた全31曲が、ストリーミングでも満遍なく聴かれているという状態だ。
同作はテイラーのある種の「告白」アルバムであり、アルバムで歌われている内容の大半は、直近１、２年間で彼女が経験したこと、傷つき、嘆き、憤ったことと直接紐付いている。これほど赤裸々な一作は『レピュテーション』以来じゃないかとも思うし、テイラーはどうしても歌わなければいけなかったのだと、ここで吐き出さずして前に進むことはできなかったのだと、『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』を聴いていると、改めて思わずにはいられない。
ロッキング・オン最新号では、そんな『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』の全曲徹底解説を敢行！ この31曲の中で何が歌われているのかを、１曲ずつ詳細に紐解いていきます。同時に、テイラーが自身の下積み時代について語ったインタビューも掲載。こちらは10歳頃のテイラーを20歳頃の彼女が振り返っているという、貴重な文献となっている。テイラー・スウィフトの「今」と「昔」に一挙アプローチしたロッキング・オンは6月7日発売です。ぜひお見逃しなく！（粉川しの）
テイラー・スウィフトの記事が掲載されるロッキング・オン7月号
