日本の洋楽カルチャーが生んだ傑作でもあるチープ・トリックが11月、久しぶりの来日を果たす。会場に来た人間の期待を絶対裏切ることのないステージは、パワーポップのエキスが詰まったもの。約45年、ほぼ同じメンバーでやっているのも奇跡ならば、ライブの楽しさを、いまも追求し続ける姿勢がデビュー当時から全く変わりないことを、先ごろリリースされた世界初CD化となる『ライヴ1977』でも聴かせてくれていた。
グループが大きく飛躍するきっかけとなったのが、まだまだアメリカでの知名度が低い時期に日本限定で発売された『チープ・トリックat武道館』がアメリカで逆輸入されて話題となり、ついに本国リリースされ大ヒットしたことからだった。
そんな長く、深い日本との相思相愛関係を、グループの魂リック・ニールセンが爆発的に語ってくれた。これだけのキャリアを誇りながら、まったくエラぶることなくロック、ライヴ、日本への思いをストレートに語るインタビューを『ロッキング・オン』12月号でぜひ。(大鷹俊一)
チープ・トリックのインタビューは11/7(月)発売のロッキング・オン12月号に掲載します