音も映像も言葉も、ステージの上にあるものは何もかもすべてが純度100%電気グルーヴ独自のものであり電気グルーヴ以外ではありえないという事実がまず圧倒的で、日本にはほとんどそんなアーティストはいない。そしてそれを生み出した石野卓球とピエール瀧という2人の絶対的存在感も言うまでもないのだが、今回はそこに、電気グルーヴを信じてフォローし続けてきたファンのガッツと喜びが加わって、アリーナに熱い一体感があった。じつは電気グルーヴのライブはこれまでもすごく(バツが悪いぐらいの)熱い一体感があったのだが、今回はそれがオフィシャルになった感がある。WE
LOVE DENKI GROOVE。
このグルーヴの行く先をこれから始まるツアーで確かめたい。