ボブ・ディランをフジロックで観た 2018.07.29 23:05 山崎洋一郎の「総編集長日記」 前回の単独公演の時とはセットリストもアプローチも全く違う印象だった。単独公演はスタンダードをディラン流の正統性で聴かせる、という曲目と姿勢だったが、今日は明らかにフェスモード、もっと言えばロックンロール・モードだった。代表曲を何曲もセットリストに盛り込んでくれて、それをいかにして歌っているのかをLEDビジョンで何万人もの人達に明かす、そのこと自体にドキドキするような事件性があった。そしてその歌は、感想すらとても言葉にできないほどの、圧倒的ななにか、だった。すごくつまらない評論家的なコメントかもしれないかど、今年のフジロックはケンドリック・ラマーとボブ・ディランがやはり別格だったと思う。