当たり前だがステージの上にはメンバー2人、ドラムとベースだけ。
それだけで筋金入りの5人組ハードロック・バンドぐらいの音を出すのが驚異的なのだけど、
その繰り出し方がDJ的というか最適化されてるというか、感情やエゴが漏れ出ないのが10年代的。
そこは00年代のホワイトストライプスとさえ全く本質が違う。
ロックを絶対化しないからこそロックをやれるという、この時代の象徴のようなバンドだ。
このバンドを観たあとでフーファイを観たら、果たして古く見えるのか、それともロック原理主義の強さを思い知るのか、俄然楽しみが増してきた。
ロイヤル・ブラッドをサマソニで観た
2017.08.20 16:21