言うまでもないが、ザ・ローリング・ストーンズの昨日のライヴも、ものすごく強烈な体験だった。
キース(花道を走る姿に涙)とチャーリー(ミックとのじゃれ合いに、また涙)の切れも格段によくなってたし、ミック・テイラーは合計4回出てきたし、とにかくバンドそのもののグルーヴが凄まじく気持ちよかった。
1曲目は"Start Me Up"という、今回のツアーの典型に近いセットリストだったが、初日では聴けなかった、"You Got Me Rocking"、"Angie"、"Happy"、そして、なんと70年代以来ライヴ演奏してないという"Silver Train"が聴けたのも嬉しい。先週、ツアー初日を観た直後、興奮して「別格」だの「完璧」だの「神々しい」だのといった言葉を安易に乱発してしまったが(http://ro69.jp/blog/rockinon/97901)、冷静に考えると、自分の感じているニュアンスはそれとはちょっと違うような気がする。
ストーンズを自分の中で神格化してしまったから、どんな演奏でも許せる、というわけではなく、ストーンズの鳴らすロックンロールそのものに現役バンドならではの興奮と感動が詰まっているから、すべてが最高に思えるということ。
そういう意味で、その存在自体に圧倒されてしまう他のレジェンドたちとストーンズはまるで違う。
畏敬の念がないわけではないけど、どちらかと言うと、本気で惚れ込んだ新人バンドを必死に応援する感覚に近いかも。
この道、50年以上の超ベテランの前にして変だけど、ホントに愛しいのだ、ストーンズという存在は。明日も楽しみだ。(内田亮)