バーミングハム出身のスウィム・ディープ。
昨年本国ＵＫでリリースされたデビュー作『ホウェア・ザ・ヘヴン・アー・ウィー』が先週国内発売されたのだが、聴かれましたか？
これ、いい、というか、２月号（ベスト・アルバム50枚！）の編集後記でも書いたが、キラッキラした彼らのサウンドはめちゃくちゃツボ。
ストーン・ローゼズやライドやブー・ラドリーズなど、80年代末／90年代初頭のＵＫインディを彷彿とさせることは否めないが、それをあっけらかんと自分たちのものにしちゃっているのが、ディスクロージャーやザ・ストライプスなどにも通じる、今時の強さを感じさせる。
B-TOWNの同郷人のピースとあわせて、ＵＫインディの明るい未来を提示してくれる頼もしい存在。
ケミカル・ウォッシュをこの時代にアリにするそのファッション・センスも、ある意味、すごすぎる（あと、デビュー作のアートワークをアリにするセンスも）。

土曜日、2月1日発売のロッキング・オン３月号に自分がやったインタヴューを掲載するので、こちらをぜひチェックしてください。
相手はドラムのザック。
全員イケメンのメンバーの中でもひときわ目立つルックスの持ち主だ。
いやあ、男の自分だけど、実物見てみたい。

そんなスウィム・ディープ、来週日本にやってきます。
もう既にソールドアウトしているザ・1975の赤坂BLITZ公演のサポートとして、そしてその次の日は、O-NESTで単独公演を！
詳しくは下記サイトをチェック！

http://www.creativeman.co.jp/artist/2014/021975/
http://vinyl-junkie.com/label/swimdeep/

個人的に一番好きな曲は、シングルカットされた”She Changes The Weather"。
ライドのファーストからディストーションを抜いた感じというか、美しく流れるメロディがたまらない。

She Changes The Weather

King City

The Sea

青春万歳！な”Honey”のＰＶも素敵。
普段、金髪美女にはそんなに魅かれないのだが、このＰＶに出てくる子にはぞっこんです。
Honey

ライヴ、楽しみ。（内田亮）