フジロック出演決定! 話題のニューカマー:バリー・キャント・スウィムが描く、ジャンルを超えたダンスミュージックの世界に迫る

フジロック出演決定! 話題のニューカマー:バリー・キャント・スウィムが描く、ジャンルを超えたダンスミュージックの世界に迫る

【今月の気になるあいつ】バリー・キャント・スウィム

ダンスミュージック界の若きトップランナー。23年リリースの1stアルバム『When Will We Land?』が英マーキュリー・プライズの最終候補に選出され、世界にその名を轟かせる。ディープハウス、ジャズ、アフロビート、アンビエントといったジェントルな側面とグルーヴ満点のダンスミュージックを融合させたサウンドが持ち味。25年7月に、より音の多様性を増強した新作『Loner』をリリース予定、同月開催のフジロックフェスティバルにて遂に日本初上陸を果たす。

現在発売中のロッキング・オン5月号では、「気になるあいつ」にてバリー・キャント・スウィムを掲載しています。本記事の一部をご紹介。



●ROでは初インタビューですので、基本的なところから訊かせてください。音楽を始めたきっかけは?
「9歳頃にピアノを弾き始めたんだ。祖父が新聞で『タダでピアノあげます』っていう広告を見つけて。学校では苦手な教科が多かったけど、ピアノは上手くて、しかもやってて楽しかったんだよね」

●インディバンドの一員から、エレクトロニックプロデューサーへと転身したわけですが、転身の手応えを掴んだ瞬間は?
「まず、なぜ変化していったのかで言うと、クラブに通うようになって、ダンスミュージックを聴くようになったからなんだ。子どもの頃はそういった音楽にあまり触れてこなくて。クラブに行き出してから興味をそそられるようなジャンルを知って、そこから興味が出てきた。

元々バンドをやっていて一番好きだったのが、60年代や70年代ロックの、常に何か新しいことをやろうとしているところだったり、すごくクリエイティブだったり、限界を押し広げようとしているところでね。でも、あるとき少し飽和状態になっている感じがして、そんなときにエレクトロニックミュージックと出会って、ノートPC1台の中にスタジオが丸ごと入っているということに、限界を超えてクリエイティブなアイデアを実現できるチャンスを感じ取った、というか。だから実はバンドを好きになった理由とエレクトロニックミュージックを好きになった理由は同じだったんだよ。サウンドが違うだけでね」 

●マーキュリー・プライズにノミネートされるなど、華々しい結果をもたらした1st『When Will We Land?』ですが、今振り返ってみてどんなアルバムでしたか?
「イントロのようなものかな。子どもの頃から聴いてきたものの様々な影響が感じられる作品。1stアルバムは一度しか作れないから、自分が受けてきた影響も音楽的に大好きなものも全部詰め込みたいと思っていた」



続きは、『ロッキング・オン』5月号で! ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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