現在発売中のロッキング・オン10月号では、ブリジット・コールズ・ミー・ベイビーのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
●テキサス州のスモールタウンで生まれ育ったそうですね。あなたの書く歌は、様々な憧れや「ここから出たい」という感情を描くことが多いと思いますが、やはりご自分の出自が影響していると思いますか?
「うん、その通り。というのも、あそこじゃ夢を見る以外に、やることが何もなかったし。だから僕は色んなことを夢見ながら、歌を書いていた。そしてその思いは、まだ若かった頃に思い切ってシカゴに向かう、という動きに具体化したんだと思う」
●アルバム『ザ・フューチャー〜』は、実にしっかりした正統派ポップソングライティングを聴かせてくれます。あなたの音楽への目覚め、最初にハマった音楽やジャンルは?
「あらゆる類いの音楽を浴びてきた。90年代生まれの子供だったから、やっぱり当然、アークティック・モンキーズ、ストロークス、レディオヘッドあたりのバンドは聴いたね。でも、僕の兄弟はヒップホップにのめり込んでいたし、両親は80年代の音楽好きで、祖父母は初期のアメリカンロックンロールがお気に入り……という調子で、とにかく、バラエティに富んだ色んな音楽に一斉に触れていた、そんな感じだった」
●あなたの歌声は深く、豊かで、よく通る、いわゆる「クルーナー」です。古いロックンロールやフランク・シナトラを連想する、現在のポップ/ロックではあまり耳にしない歌唱なだけに、自分の歌声に相反する思いを感じたことはありますか?
「いいや、それはないね。僕はグレイトな声が大好きだし、モリッシーやデペッシュ・モードのデイヴ・ガーンも、『クルーナー』と呼ばれてきたよね? デイヴ・ガーンがシナトラを歌ったら、きっとすごくゴージャスだろうな。だから、自分の声が仇になる、という風には考えていない。この歌い方で、僕はギャップを埋めようとしているんだ、というのは自覚していたし。子供時代の僕は、オルタナティブミュージックに対して本当に情熱的だった。だから僕は、自分の古典的な歌い方と、コンテンポラリーなオルタナティブ音楽とのギャップを埋めたかったんだ」
(以下、本誌記事へ続く)
ブリジット・コールズ・ミー・ベイビーの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』10月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
Instagramはじめました!フォロー&いいね、お待ちしております。