現在発売中のロッキング・オン4月号では、キム・ゴードンのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「私はまあ、テイラー・スウィフトか誰かみたいに、日記を綴るごとく歌を書くわけではない。
それより、色んな文章や言葉のリストを作っておいて、そこから歌詞を作れるかやってみる、みたいな?
自分の内面よりも外の世界に視線を向けている、ということなんでしょうね」
●多領域をまたぐアーティストであるあなたにとって、音楽は第一義的なメディアではありません。本作を作る最大の動機は何でしたか?
「うーん……(笑)、特にこれといった『大きな動機』はなかった。とにかくほんと、『新しいレコードを作る頃合いだ』と感じただけ、というか」
●なるほど。でも、ジャスティンとのコラボをもっと探ってみたい、という思いはあったのでは?
「そうね。前回彼と一緒に作品を作った、あれは良い体験だったし、とにかく『もしも自分がもう1枚アルバムを作るとしたら、やるべきなのは今だろう』と思ったし……うん。それくらい、単純な話であって(笑)」
●曲作りはどのように行うのでしょうか? ジャスティンがビートやアイデアのスケッチを送ってきて、それを元にあなたがギターやサウンド加工で肉付けし歌詞を書く感じ?
「まあ、大体はそんなところ。ただ、今作に関しては、私から彼に対して『もっとビート志向の作品にしたい』と相談した、というのがあった。だから、自分が好きなのはどんな類いのヒップホップか、みたいなことを彼とも話した。というわけで彼からビートがいくつか送られてきて、その中から自分が取り組めそうなのはどれか、聴いて見当をつけていって。その上でスタジオ入りし、ギター部を演奏し、ボーカルもやってみる。そこからジャスティンがそれをアレンジしてくれて、私は再びスタジオ入りし、場合によっては更にギターやボーカルを付け加える、と」
●前作以上に、現在のヒップホップに影響を受けた内容と言えますか?
「ノー。『今の』ヒップホップではない。それよりもっとこう(苦笑)、80年代ヒップホップというか……。まあ、とにかく今回はシンガーとして、何よりもリズムにもっとインスパイアされた、ということ。今回こうしてビートをたくさん用いることになったのは、だからだった」
(以下、本誌記事へ続く)
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