現在発売中のロッキング・オン8月号では、ザ・スミスのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「僕らがどれだけ強い意志をもって臨むかにかかっていると思う。
容易にグラつくようじゃ、レコードを買ってくれたとしても、高潔さが喪われてしまったことにはきっと気づかれてしまうだろう。
だけどその高潔さを失くさずにいれば、きっと僕らを信じる気持ちを持ち続けてくれると思うんだ」(モリッシー)
ジョニー・マー(以下J)
「このバンドが具現化に至った理由の多くは、僕がモリッシーと一緒に組みたいと思ったところに端を発してるんだ。彼のことは随分噂に聞いていて、歌詞を書くことも知っていたから、居場所を突き止めて、何曲か一緒にコラボレーションしてみたんだよ。そうしたら僕らは凄く相性がいいことが分かった。そこから腰を据えて山のように曲を作った挙句、スタジオに入ることに決めて、その時点でベーシストとドラマーを見つけなきゃってことになった。で、アンディのことは学生時代から知っていて、その頃には相当上達してるはずだと確信してたし、マイクは将来有望なドラマーとして紹介されたんだよ。そうして4人でスタジオに入ってみたら、凄くしっくり来たんで、是非この調子で続けていこうってみんなで決めたんだ」
モリッシー(以下M)
「凄く自然な流れだったよ。不思議だけどまるで違和感がなかった。大抵の自然な現象っていうのは凄く奇妙なものだろ。でも僕らの間には意見の対立もなければ、深い戦略もないまま、たちまちのうちにハマるところにハマった感じだったんだ。とにかくパーフェクトだったよ」
J「最初に会った時、モリッシーも僕も、ダスティ・スプリングフィールドやサンディ・ショウあたりが出していた、一世一代の名曲と評価されるようなシングルに夢中だという共通点があった。最近の、ピクチャースリーブのついたプラスティックの塊よりもっと意味のあるレコードだね。パフォーマンスの面でもプロデュースの面でも文句のつけようのない名盤たちのことだ」
(以下、本誌記事へ続く)
ザ・スミスの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』8月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
Instagramはじめました!フォロー&いいね、お待ちしております。