現在発売中のロッキング・オン4月号では、U2の新録音作品『ソングス・オブ・サレンダー』ロングレビューを掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。
文=大鷹俊一
突然の正式発表には驚かされた。「U2、4年ぶりのライブ開催」、ラスべガスの新会場MSGスフィア(世界一の球体とも言われ、4D技術を駆使した会場でキャパは約2万人)で2023年秋に予定、2019年12月以来のライブとなり、『アクトン・ベイビー』と題されているとのこと。ただしこの公演にドラムスのラリー・マレン・ジュニアは手術の回復のために参加せず(病名等は非公表)、代役でオランダのバンド: Kreziのドラマー、Bram van den Bergが加わるという。
40年以上にわたりほぼメンバー交代がなくやってきた奇跡のバンドU2に起こった一大事件だけにラリーの様子は気になってならないが、あまりネガティブに受けとめても仕方がないので、ついに注目のアルバム『ソングス・オブ・サレンダー』が発表になることに集中したい。
アルバムはこれまで発表してきた中から選ばれた40の名曲、代表曲すべてを新たに再録音したもので、日本盤は1曲ボーナストラックが付く全17曲収録のCD通常盤、20曲入りのデラックス盤、そして全40曲がCD4枚、各メンバー別のサイドに分けられたスーパー・デラックス・コレクターズ・エディションの3種がリリースされる。(以下、本誌記事へ続く)
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