バンド名は、サンスクリット語で「美しき業」を意味し、オスカー(Vo)のお母さんが仏教徒だったことに由来する、と今月号ロッキング・オンのインタヴューで語っている。
プラトンやシェイクスピアなどあらゆるものに影響を受けているらしく、好きな詩人としてはジム・モリソン、レナード・コーエン、オスカー・ワイルドの名をあげている。インタヴューでは、こんな発言も。
デビュー・アルバム『ユース・イズ・オンリー・エヴァー・ファン・イン・レトロスペクト』は、憧れていたベルリン録音だそうで、世界観へのこだわりがはんぱない。「オスカー・ワイルドは、自分に自信があって、たぶんちょっと自信過剰なくらいなんだけど、英語という言語を使って、彼以前にはなかったような表現をしたと思う」
けれども彼らの音楽は決して閉ざされたものでなく、エモーショナルに、ダイナミックにリスナーを巻き込んでいく。
今年もサマソニにはおすすめの新人がたくさん出演するが、ぜひチェックしてほしいバンド。(井上貴子)
ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴの様子はこちら
デビュー・アルバム
『ユース・イズ・オンリー・エヴァー・ファン・イン・レトロスペクト』
2,200円+税 / SICP-5419/発売中
<国内盤CD: 全19曲 ※世界最多収録曲数>
トラック・リスト:
01.ア・ヤング・アンダースタンディング
02 ラヴブラッド
03. エクスプロア ※海外デラックス盤限定トラック
04. オリンピア
05. ラーケ ※海外デラックス盤限定トラック
06. ハッピー・ファミリー
07. フレイム
08. シー・セッド
09. ルーズ・ザ・フィーリング
10. ヴィヴィアン
11. ビー・ノーバディ
12. ディープ・リリーフ
13. ウォッチング・フロム・グレート・ハイツ
14. ザ・ナイト
15. アナザー・ワード・フォー・ビューティフル
※海外デラックス盤限定トラック
国内盤限定ボーナス・トラック
16. フレッシュブルーム
17. ウェイヴス
18. ラン・アウェイ
19. ラヴブラッド(アコースティック)