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    『帝一の國』とクリープハイプ“イト”のコラボMV、この10シーンの入れ方が絶品


    昨日公開された、菅田将暉主演の映画『帝一の國』と主題歌を担当したクリープハイプの楽曲“イト”のコラボMV。
    映画を観た上でMVを観てもらうとはっきりわかるのですが、映像作家・芳賀陽平による編集が実に見事!
    数々の名シーンの中でも特に「ここもう1回、映画館で観たい!」と思わせるツボなシーンが、絶妙の映像的リズムと共に“イト”の軽快な音楽性と織り合わさっているのです。
    そのツボな名場面とは、主に以下の10シーン。


    1 帝一(菅田将暉)が自分を健気に補佐する光明(志尊淳)の前髪を優しく触るところ。


    2 帝一を挑発する菊馬(野村周平)の頭に横からボールが飛んできて激突。


    3 氷室(間宮祥太朗)先輩の靴を舐める帝一。


    4 帝一が氷室先輩に遠くから口パクで「ワン」と鳴いて見せると氷室先輩が妖しく微笑み返し、帝一は顔を上気させる(この場面、個人的にナンバーワンです)。


    5 校旗を吊るすワイヤーが千切れそうになった時の帝一の表情(《いつかこの糸が千切れるまで》の歌詞ともバッチリ、リンクしている)。


    6 「裸太鼓」での帝一と菊馬の蹴り合い。


    7 森園(千葉雄大)先輩を囲んでの「マイムマイム」。


    8 弾(竹内涼真)、帝一の部屋のドアを蹴破る。


    9 帝一と父・譲介(吉田鋼太郎)の、血管も千切れんばかりの試験の点数比べ。


    10 糸電話を片付ける美美子(永野芽郁)を背に帝一、叫ぶ。「帝一の一は一番のいーち!」。

    ほんと10シーンとも今、改めて観ても声出して笑えます。
    映画『帝一の國』のバカバカしくも熱い闘争劇をまだ味わっていない人は、楽しみ損ねてますよ!(古河晋)
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