後出しみたいにこんなこと書くのもズルいですが、グッドモーニングアメリカはホールにハマると、思っておりました。
なぜならこのバンドは勢いやノリのバンドではなく、曲のよさと歌のよさで勝負するバンドだからです。
で、その予想通り、素晴らしいライヴでした。
地元・八王子ということももちろんいいライヴになった大きな理由だし、武道館へ向かう道の始まりという物語も大きく作用していたけど、何よりも彼ら自身が、ホールで何を見せ、何を伝えるべきかを本気で考え抜いたあとが見えて、それが感動的でした。
2012年に2000枚限定で出したシングル『餞の詩』を曲順通りに再現したパートとか、ホールだからこそ響くメッセージがあった。
オープニングがたなしんのナレーションじゃないっていうのもなんだか新鮮だったし、あと、途中で昔のバンドの映像が流れたんだけど、幸一の髪型に時の流れを見ました。
というわけで、終演後のメンバー。スタッフさんが「せっかくの八王子だから」っていうのでなぜか一緒に写らせてもらいました。