最新アルバム『ザ・ハイヴス・フォーエヴァー・フォーエヴァー・ザ・ハイヴス』を引っ提げ、苗場にストレート過ぎるロックンロールで返り咲いたザ・ハイヴスを直撃! 華麗な復活の裏側からフジロックの思い出まで、ペレが“今”を語り尽くす――

最新アルバム『ザ・ハイヴス・フォーエヴァー・フォーエヴァー・ザ・ハイヴス』を引っ提げ、苗場にストレート過ぎるロックンロールで返り咲いたザ・ハイヴスを直撃! 華麗な復活の裏側からフジロックの思い出まで、ペレが“今”を語り尽くす―― - pic by PAO DUELLpic by PAO DUELL

実に19年ぶりのフジロック出演で、19年のブランクを全く感じさせない狂熱ロックンロールでレッドマーキーを沸かせまくったザ・ハイヴス。彼らは2020年代に入ってから華麗な復活を遂げており、今年8月にリリースされた最新アルバム『The Hives Forever Forever the Hives』を聴けば、Y2Kガレージ・リバイバルの雄が超現役バンドとして蘇った理由がわかるはず。

ロッキング・オン最新号ではそんなハイヴスのインタビューを掲載。ビースティ・ボーイズのマイクDがプロデュースを務めた同作は、なぜハイヴス史上最もポップでバラエティに溢れたサウンドながら、彼らの核であるガレージロック作としても最高なのか、そのミラクルについて語り尽くしてもらった。

ここでは誌面に載せられなかった、ハイヴスのフジロックの思い出話をご紹介。19年ぶりのフジロックは「お客さんのエネルギーが半端なかったね! 正直、あそこまで凄い反応が返ってくるとは期待してなかったんだけど、むしろ前回を超えてるんじゃないか?くらいの熱狂ぶりでさ」とペレ。

19年前のことを覚えていますか?と聞くと「スウェーデンの国民的ヒーローであるスキーヤーのインゲマル・ステンマルクが滞在していた地に足を運ぶことができて感動した。あとホテルも印象的だったよ。まるで昔の人が思い描いた未来みたいな雰囲気というか、『スター・トレック』の中にでも出てきそうなレトロ・フューチャーなデザインが最高にクールだと思ったよ(笑)」と、苗場スキー場及び苗場プリンスという場所自体に対する思い出話が出てきたのが予想外だった。

また、「今年は日本の森の美しさにも感動した。スウェーデンの森とはまた違う美しさがあってね。スウェーデンの森って分け入って中に探索するものって感じだけど、日本の森は中に入る余地もないの木が密集してるのがすごく印象的」と、これまた着眼点が斬新な感想! スウェーデンと日本、森林大国同士のシンパシーを感じたりも。もちろん、ペレ曰く「一番印象に残ってるのはライブだよ。今回の日本滞在のまさにハイライトだよ」とのことでした。(粉川しの)


ザ・ハイヴスの記事が掲載されるロッキング・オン10月号

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