ティム・バートン@MOMA その3

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クリスマス・ツリーを飾っているんだけど、目に釘がささって見えてない
キャラクターから、歩く度に辺りを汚してしまう埃だらけのステイン・ボーイ。


「まさかこんなすごい展覧会をやってもらえるなんて信じられないんだ。
僕は絵を描いてると落ち着くから描いてるだけであって、
自分が何やっているのかよくわかってないんだ。
こんな風に整理してまとめたことないし。
嬉しすぎて、
心臓が止まっていないか確かめるたいから、誰かお医者さん呼んでくれないか!」
と頭をぽりぽりしながら、記者会見の壇上に立ったティム・バートン。


ここに描かれたのは、一般的には恐らく社会的「不具者」やモンスター。
しかしバートンは子供の頃一番怖かったものは「気分が変わりやすいお母さんだった」そう。
「モンスターは全然怖くない。僕の友達だった」という彼の、
ここに描かれているモンスター達は
全員彼の友達だ。ここにはバートンの愛がたっぷり詰まっていて、だから
どこか哀し気で思い切り愛おしいそのキャラクター達に囲まれると安心するのだ。


以下バートンが作ったMOMAの宣伝CM。
http://www.youtube.com/watch?v=kFZ3gP0pqzE


ちなみに、この回顧展に来られた方
必ずフロアガイドをもらってください!
バートンの手描きで
しかも片面にバートンのキャラがたくさん描かれた
泣きそうにかわいいポスターになっていますので!
絶対額装!
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