ジュリアン・ベイカー、フィービー・ブリジャーズ、ルーシー・ダカス、インディ・ロック夢の共演が夢の生中継中!急げ(生中継が終わった後でも読んでほしい)。
2018.11.08 10:54
ジュリアン・ベイカーとフィービー・ブリジャーズとルーシー・ダカスが夢のスーパーグループboygeniusを結成し、EPを発売したばかりだが、その3人が今全米ツアー中。そして、なんとNYブルックリンのBrooklyn Steelからのライブが、たった今Pitchforkで生中継されている。
日本時間の8日午前9時半から午後1時15分まで。急いで見て欲しい!!!
このライブはPitchforkのHP、YouTube、Facebookで中継されている。
https://pitchfork.com/
https://www.facebook.com/Pitchfork/
https://www.youtube.com/user/pitchforktv
セットタイムは以下の通り(すべて日本時間)
8日
午前9:30-10:00 ルーシー・ダカス
午前10:20-11:15 フィービー・ブリジャーズ
午前11:35-12:35 ジュリアン・ベイカー
午後12:45-1:15 boygenius
実は私も、昨日同じ会場で行われたまだ2回目というライブを観たのだが、チケットを買った段階では、まさか3人が1人ずつソロをやるとは知らなかったので、それだけで大大大感動。
彼女達のEPが出てからというものそればかり聴いていて、すでに今年一番のヘビロテ作とすら言えるくらいだ。3人のコラボでありながらも、3人の良いところが最高の方法で形になり成立しているという奇跡的なアルバムだと思う。
ライブの前にTVでライブパフォーマンスを披露している。EPの中では最もメジャー感のある曲“Me & My Dog”。
私が観た日は、アメリカでも史上最高とすら言われたくらい大事な中間選挙の投票日。家にいたら間違いなくテレビの前に釘付けで、開票速報に胸をバクバクさせ右往左往していたと思うので、個人的にもこれ以上ないと言える最高の逃避?となった。
しかし、集まった若者達はさすが、セットとセットの間に選挙の結果をチェック。後ろの女の子達が「テキサスの投票者数がハンパなく多い」「ということは、やっぱりみんなこれは大事だと思ったということだよ」と言っているのを聞いて、じーんときたり、また誰かが「まじーーっ!?信じられない、あんな奴が勝つなんて」というのを聞いて、私も急いで携帯をチェックしたり。
すると、隣にいた若者がそれを覗いて、「どうなってるテキサス?」と聞いてくるので、「よくない......」と答えたら、そのお兄さんが、なんとテキサス州のベト・オルーク候補のTシャツをがっちり着ていた(笑)。セットとセットの間の限られた時間は、一喜一憂の連続でもあった。
そんな中で3人も、「今日はみんな投票したわよね?」とか、「こんな大事な日に、今日ここに来てくれてどうもありがとう」などと言っていた。選挙の結果を叫ぶ観客もいた。
緊張感が最高潮だったこの日だからこそ、彼女達の生々しくも痛々しいギターとその声が、心により一層深く沁みるし、突き刺さりまくった。ここでこの日を過ごせて、本当に幸せだった。ありがとうと言いたい気分のライブだった。
皆さんも、ぜひ中継で見てみてください。
また、というタイミングで、ジュリアン・ベイカーの来日が決まったよう。
https://rockinon.com/news/detail/181430
今年の夏のPitchforkフェスに出演した彼女のライブ映像はこちら。
3人とも素晴らしいのだけど、ジュリアン・ベイカーは少し別格だ。
彼女の心が張り裂けるような美声、生ギター、生ピアノを、ぜひ体験して欲しい。