マドンナが、ヒラリー・クリントンを支持して、NYのワシントン・スクエア・パークでいきなりフリーのアコギ・ライブを行った!
数日前からその噂はあったのだが、大統領選挙の前日である7日、月曜日の夕方に「7時30分にワシントン・スクエア・パーク集合!」と告知。私もそれを見て急いで自転車で行って来た。間に合った(笑)。
マドンナはイベント前に、「白人以外の人間が嫌いで、女性が嫌いで、ユダヤ人が嫌いだと言っている男性に、この国の大統領になってもらうわけにはいかない」とインスタグラムでコメント。
この日のライブでも、「トランプなんかに大統領になってもらうわけにはいかない!」と叫んでいた。
アコギ・ライブでは、“Express Yourself”、“Like A Prayer”、ジョン・レノンのカバーで“Imagine”、そして、“Rebel Heart”など、この場にふさわしいと思われるテーマの曲を演奏した。
こんな場所にマドンナが来て大丈夫なんだろうか?と思ったが、さすがニューヨーカー、大混乱にはなっていなかった。
だが、もちろん大盛り上がりで大合唱だった。
途中で、オバマが自分をホワイトハウスに一度も呼んでくれなかったと文句を言っていたのが、マドンナらしかった(笑)。
「私のことを怖がってるから、呼んでもらえなかったわ。でも最後の1日になったら呼んでくれるかも(笑)」、
「ヒラリーに大統領になってもらって、今度は絶対にホワイトハウスに行くわ!」と言っていた。
現地時間で明日の選挙を前に、ミュージシャン達もひとりの人間として何かやらずにはいられない、という衝動に駆られているように思う。
いつもは祭りかというくらいうるさい私の家の周りが、今は明日の選挙を前に異様に静かになっている気がする。怖いっす。