ケミカル・ブラザーズ@ロンドン・ラウンドハウス

ケミカル・ブラザーズ@ロンドン・ラウンドハウス

★〆切明けの今週末=5/22(土)は、
ケミカル・ブラザーズの最新ライヴを観戦するべく北ロンドンのThe Roundhouseへ。

6月にリリースされる7thアルバム『Further/時空の彼方へ』に先立ち、
ここラウンドハウスで20~23日まで4日間に渡って催される、このプレ新作ライヴ。
筆者が観たのは、その3日目(勿論、場内は今日も超満!&サウナ風呂だった)。

★しかし前評判はいろいろ聞いていたものの、観てビックリ!!!
今回はステージ・セットがとにかく凄い。
広いラウンドハウスのステージ後部全体を占めてもまだ余るほど巨大なパノラマ・スクリーン!(マジで都心の映画館のそれより遥かに大きい)。

で、そのスクリーンにAdam Smith&Marcus Lyal(BBCの人気TV番組『Doctor Who』新シリーズのイメージ映像も手がけた人達)による、
凝りに凝りまくったSFチック&無茶トリッピー!な映像を写しながら各トラックを演奏していく構成。
場内各所には色とりどりのストロボやレーザー装置も配置されているので、巨大スクリーンのイメージと相まって3D効果も満点。
見ていてクラクラ。


★更に、ライヴ自体も一部と二部に分かれていて、

(1)まずは今回の新作に収録されている8曲を、最初から最後まで丸ごと演奏。

そして5~10分の休憩を挟み、

(2)”ヘイ・ボーイ、ヘイ・ガール””セッティング・サン”等のファンお馴染みのパーティー・チューンを次から次に連射して盛大に締める!
というコンセプチュアルな構成。

まるで場内全体が「別世界」というか、
観ているだけで眩暈がしそうな一時間半だった。


★セット・リストは確かこんな感じ(超サイケなヴィジュアルに朦朧としていたので抜けている曲もあるかも)。

1, Snow
2, Escape Velocity
3, Another World
4, Dissolve
5, Horse Power
6, Swoon
7, k+d+b
8, Wonders of the deep

(休憩)
9, Hey Boy, Hey Girl
10, Out of Control
11, Setting Sun
12, Acidchildren
13, Saturate
14, Saturate / Believe
15, Elektrobank(アウトロ)
16, Chemical Beats


★6月5日には『Big Beach Fes.』出演で再来日が決まったばかりの彼ら、
このド肝を抜く今回のステージ・セット、ぜひ日本でも展開してもらいたいものです。
(相当、天井が高くて広い会場じゃないと無理かもですが、、、)。
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