SEKAI NO OWARIのドームツアーファイナル、衝撃受けすぎて明日も明後日も観たい

SEKAI NO OWARIのドームツアーファイナル、衝撃受けすぎて明日も明後日も観たい

今まで数々のあり得ないをライブで体現してきたSEKAI NO OWARIだが、かつてこんなに楽曲が主役のコンセプトはあっただろうか。THE CINEMAというツアータイトル通り、メンバー4人がアクターとなって1曲1曲を再構築していく。バンドサウンド、オーケストラ、打ち込み、弾き語りなどその楽曲の個性を膨らませるような演奏に大胆なアレンジだけで耳が幸せすぎるのだけど、それで終わらないのがセカオワ。今回のツアーのために2年前から仕込んでいたらしいが、演出からはメンバーの打ち合わせ姿が脳裏に浮かぶくらい笑えるし泣けるし、めちゃくちゃ楽しい。映画級の映像演出(Fukaseは主演多数)に、Coachellaのサブリナカーペンター級のシアトリカルな演出など、没入要素は数え切れないくらいあったけど、1番心に刺さったのはFukaseのボーカルと表現力が底なしに解放されていたことだった。時に伸びやかに、時に消え入りそうに、そしてそれを乗り越えるように、愛しさも怒りも哀しさも喜びも、その場で自身の殻を破るように表現されていて、THE CINEMAという舞台を得て、楽曲の飛距離がぐんと伸びたようだった。めちゃくちゃ感動したのに、今日がツアーファイナルなんてどうしたらいいんですか? CINEMAシリーズ、今後も続けてほしい。(大橋麻里奈)
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