takachiのドラムとKenichiのギターがゴリゴリと存在感を見せつけ、その上にAsakuraがチャーミングな歌声で耳馴染みのいいメロディを乗せていく。ポップミュージックとしての軽やかさとライブバンドとしての強靭さ、その両面を兼ね備えているのがmuqueだということは前から理解していたつもりだけど、そんな唯一無二の個性がこれまで以上に表現されていた。「muque」という確固たるジャンルを築いてきたのだなと、だからこのZepp Hanedaのステージだって、きっと通過点に過ぎないんだろうなと確信させられた。
ツアーはファイナルの福岡公演と海外公演を残すのみだが、来たるJAPAN JAM 2026でも、今ツアーのタイトルにもなっている最新アルバム『GLHF』からの楽曲を披露してくれるに違いない。次のワンマンまで待てないという方は、ぜひ5月3日に最新のmuqueを目撃してほしい。(有本早季)