弱冠19歳(来月で20歳)ながら、16歳以下によるエレキギターの世界大会「Young Guitarist of the Year 2019 powered by Ernie Ball」で優勝するなど、ギターの腕前はすでに折り紙付き。アルバムでも「ギターってこんなに色鮮やかな表現ができるの!?」と驚かされるのですが、本人は「あくまでメインはギターではなく歌」だと語ります。
目指してる音楽に到達するためのギターであって、選択肢のひとつですね
ギターも弾けるんですけど、「歌で伝えたい」っていうところに辿り着いてる気がします
誰もが羨むような才能にもあぐらをかかず、ソングライティングや歌の表現力をもっと磨きたいという森。インタビュアーの顔をじっと見つめながら、一つひとつの質問に誠実かつ真摯に答えてくれた姿からも、彼の真面目でまっすぐな人間性が垣間見えた気がしました。
取材の最後には、「何か言い残したことはないか」という確認に、「文鳥とカエルを飼っています」と予想外すぎる回答が返ってくる一幕も。現場の大人たちが「そこ!?」と突っ込みつつ、ほっこりしたのは言うまでもありません(笑)。
6月9日(金)には初のワンマンライブも開催。青天井に伸び続ける眩しい才能の「今」を、JAPAN7月号にてぜひチェックしてください!(藤澤香菜)
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