突如アルバム『darc』をリリースしたsyrup16gのツアー「HAIKAI」。
復活以降ではなく、これまでのキャリア史上最長ツアーであり、
文字通り各地を徘徊し、ここ東京にたどり着いた五十嵐隆、中畑大樹、キタダマキの3人。
復活後のライブの中で、一番「当たり前のようにそこにいる感」が強く、そこにまず大きな喜びを感じる。
しかし、復活後のsyrup16gのアンサンブルは、恐ろしいほど強靭なグルーヴ感があり、
それがさらに躍動感と鋼のようなタフさを宿していて驚異的だった。
後半につれて、どんどんアグレッシブになっていくパフォーマンス。
五十嵐隆の天才的なソングライティングにはやはり舌をまくが、今のsyrup16gはバンドとしてものすごく筋肉質だ。
明日、今日と同じZepp Tokyoでついにツアーファイナルを迎える。(小松)
syrup16g史上最長ツアー、ついにセミファイナル@Zepp Tokyo
2016.12.14 21:41