荒井岳史というヴォーカリスト持ち前の良い声、良いメロディ、良いギターを心ゆくまで味わえたのはもちろんのこと、
レコーディングから一緒の気心の知れたメンバー構成での、完全にアットホームな、一体感溢れるバンドサウンドが最高だった。
アットホームすぎて、MCではメンバー同士でボケたりツッコんだりの応酬で、何度もフロア全体に爆笑が巻き起こったほど(笑)。
そんなメンバー間の絶妙なグルーヴによって、90年代J-POP風なアプローチをあえて意識したという『プリテンダー』の多彩な楽曲が、より華やかに、よりピースフルに響き渡っていた。
アンコールで披露された未発表曲も、そんな空気が反映されたような、ポジティヴで力強いメロディが印象的な、間違いなく名曲！！
まだアレンジも練っている最中とのことだが、完成形が待ち遠しい。（後藤）
