明日リリースです。
けいちゃん/曽我部恵一
ROSE 109 ROSE ROCRDS全編アコースティック・ギター弾き語りのソロ・アルバム。
サニーデイ・サービスが10年ぶりにリリースをし、ライブをやり、
曽我部恵一BANDもがんがんライブ稼動しているこの
2010年の夏に、ソロまで出さなくても。と、聴く前は思ったが……いや、聴いても思ってるな。
思っているが、悔しいが、いい曲ばっかりです、これ。
なんで悔しいのかよくわからないですが。RCはやる、タイマーズはやる、ソロまで作る、という、
80年代末期の忌野清志郎のような創作ペース、
それが今の曽我部恵一だ。と言いたいが、そうではない。
考えたらこの人、ずーっとそうなのだ。
サニーデイしかやっていなかった頃だって、
シングルは3ヶ月に1枚、アルバムは1年もしくは
それ以下のタームで1枚のペースで作っていたし、
ソロになってからもアルバムのターム短かったし、
ソカバンを始めてからも、同時進行で曽我部恵一
ランデブーバンドのアルバムとか作って出してたし。つまり、曲を作る、ということが、なんというか、他のアーティストに
比べると、日常的な……いや、「日常的な」を超えて、
なんかもう、「軽々しい」行為なんだと思う。
ギター持ってふんふん歌えば、それで曲になっているんだと思う。
そういえば、もう付き合い長いけど、「曲ができないよお」とか
「詞が書けないよお」って苦しんでいるところ、一回たりとも見たことがない。ほぼギターをつまびきながらしゃべっているだけの、
2曲目「サマー・シンフォニー」が、特にすさまじくよいです。
なんでこんなにいいかなあ。ほとんどしゃべってる、というか、朗読してるだけなのに。しかし。アルバムタイトル、「けいちゃん」て。
40手前の、3児の父が。
と思うが、なんで「けいちゃん」なのか、聴くととてもよくわかってしまう感じも、
そしてつい「うまい」とか思ってしまう感じも、なんか悔しいです。