昨日、YouTube 主催の音楽イベント「YouTube Music Night」に出演したサム・スミス。
六本木ヒルズにあるYouTube Space Tokyoで行われた『YouTube Music Night with J-WAVE BAR feat. Sam Smith』と題したこの一夜限りのプレミアム・イベントに行ってきた!
"トゥー・グッド・アット・グッバイズ ~さよならに慣れすぎて"、"パレス"の2曲をライブで聴くことができた。
シーンに登場したばかりの頃のクロスカルチュラルな記号的シンガー、という立ち位置から、オスカーでの飛躍、そしてセカンド・アルバム『スリル・オブ・イット・オール』を経てオーセンティックなシンガーとしてのポジションを完全に確立させた感もあるサム。しかし、「孤独を歌い、祝福する」という点では、彼は決して変わらない。
この日、オーディエンスからの質問も含めQ&Aにサムが答えていくセッションもあったのだが、その中で「悲しみはポジティヴである」と、サムが語っていたことがとても印象的だった。
アデルは悲しみをユーモアに変えたり悲しみのままエネルギッシュに発散することで人々の気持ちを捉えたが、サムは悲しみをエネルギーの源として受け止める達観ぶりで人々を揺さぶる。時代を映し出すシンガーの本質が彼にはあるのだと改めて思い入った。
イベントの音声は後日J-WAVE「STEP ONE」番組内にて放送予定、YouTube Music Night イベントの模様は後日UNIVERSAL MUSIC JAPANのYouTubeチャンネルに掲載予定とのことなので、ぜひチェックを。
サム・スミスの歌声をライブで聞いた!日本でのライブも近日発表だとか!
2018.01.24 11:54