20曲の中からお気に入りの楽曲を10曲選び、自分で編集したアルバムを販売することも出来る、というユニークな方法で新作をリリース(公式のパッケージもある)したカイザー・チーフス。
でもいつも思うが、この人たちは作品よりライブの方が百倍かっこいい。ハッタリの利いたダイナミックなロックが聴く者を鷲掴みにしている。このライブの土俵に立てば勝ちだから、作品ではいろいろ工夫するのだろうな。
ボーカルのリッキー、またステージ脇のポカリの販売ブースに走ってくれないかな、と期待していたら、今回はステージの縁で雨垂れに頭を打たせて笑いを誘っている。お客さんもどんどん増えてきた。(小池宏和)