明日発売のCUT9月号は、映画『8番出口』特集!
ゲームクリエイターKOTAKE CREATEさんが生み出した『8番出口』は、誰もが見覚えのあるようなあの白くて無機質な地下鉄の通路を歩きながら“異変”を探し出口から脱出する、という極めてシンプルなゲーム。地下通路のディティールひとつ、異変の仕組みひとつとっても細部までリアルに作り込まれた作者の意匠が光る一作について、その∞の魅力をぜひプレイヤー目線でも解き明かしたい!という編集部の思いに応えてくださったのが、ゲーム配信者としてもお馴染み、狩野英孝さんです!
狩野さんが明らかにする『8番出口』の魅力、そしてKOTAKE CREATEの世界とは──。さまざまな角度から切り込んだインタビューより、ここでは映画についてのお話を一部を抜粋してお届け!
──今回の映画化で、KOTAKEさんはどのぐらい物語作りに関与されたんですか?
一番最初に上がってきた脚本の気になるところをちょっと返したり──最初は主人公が(異変を把握するために)通路の写真を撮るシーンはなかったんですけど、僕らが実際に『8番出口』に迷い込んだら写真撮るよねと思って、「写真撮ったほうがいいんじゃないか」って言ったぐらいですね(KOTAKE)
あのシーン、めっちゃよかったです。そりゃそうだよな、撮るよ。そこで1個リアルが乗りましたね。主人公はほんとに脱出したいんだっていう。ゲームをプレイする上では、自分が二宮(和也)くんの立場じゃないですか。だから映画を観ていても、二宮くんに対しての感情移入がすごくて。他の映画を観てる時よりもずっと感情移入してるんですよ。なぜなら、あれは俺だから(狩野)
(笑)(KOTAKE)
その他にも、『8番出口』誕生秘話や、ゲームをプレイしながら狩野さんがずっと気になってたこと、ゲームクリエイター/プレイヤーそれぞれの視点で語るここだけのぶっちゃけトーク(!?)も展開されます。互いのリスペクトが滲むハートフルで楽しい対談となっていますので、全文はぜひ本誌にてお確かめください。(田畑早貴)悩むのもわかるし、苛立つのも吐きそうになるのもすげぇ共感するし……「くそ~!」みたいな気持ちが、プレイしてから観ると何倍も乗りますね。僕、ゲーム実況をやる時に、チャットでよく怒られるんです。基本ゲームが下手くそなので、「何回同じとこで間違えるんだよ」とか「なんでクリアできねえんだよ」とか「どんだけ時間かかってんだよ」とか(笑)。でもこの映画を観てたら、それを言う気持ちがすげぇわかりました(狩野)
---
CUT9月号は現在以下にてご予約可能です。