シニード・オコナーはこのところのマイリー・サイラスとの言葉の応酬の末、マイリーのファンから自殺を強要するメッセージを受けるようになっていると明らかにしている。
マイリーはシニードがマイリーへの公開書簡で音楽業界に「娼婦にさせられるのはやめろ」と警告したところ、マイリーはシニードが過去に精神を病んで助けを求めた時のツイートをリツイート。さらに今年に入ってから精神科に強制入院させられた女優のアマンダ・バインズとシニードを比較し、「アマンダ・バインズの前にはこんな人もいた……」ともツイートした。
これに対して精神病患者を支援する団体などはマイリーに対して精神病患者を小馬鹿にしていると批判を浴びせたが、シニードも最新の公開書簡で精神疾患を抱えている人を馬鹿にするのはやめた方がいいとマイリーにあてて訴えている。
「あなたがしてくれたことのおかげで無数の人々から自殺しろという内容のメッセージがわたしのところに舞い込んできています。それだけでなく数千件もの記事やその書き込みでわたしは暴言の標的にされていて、わたしや精神的に病んでいる人間は全員横暴に扱われて当然だし、まともに扱われる価値などないとされています」
シニードは10月4日に出演したテレビ番組でマイリーとのいざこざには蹴りがついたと語っていたが、その後マイリーが出演したテレビ番組でシニードについて頭が狂ってるなどと言い及び、なぜ自分に咬みついてくるのかよくわからないと語ったのを観てまた書簡を書くことにしたと説明している。この書簡では自分やアマンダなど精神疾患にかかっている人たちへの軽蔑的な物言いや態度はあらためてほしいと訴えている。
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